【東京會舘花嫁】試食会レポート【体験談】

結婚式を成約し結婚式準備が開始すると、試食会の案内が届くようになります。

今回私は試食会に参加してきたので、そのレポートをしてみようと思います！

試食会ってなに？

試食会とは、披露宴で提供されるコース料理を実際に試食できる会のことです。

どのコース料理を選ぶか決めるうえでの参考になるため、結婚式を控えている花嫁さんの多くが参加されます。

東京會舘の試食会は毎月２日程開催され、毎月第３第４土曜日・日曜日あたりで開催されることが多いようです。

試食会に参加する方法を紹介

試食会参加までの流れについてご紹介します。

試食会の前月の中下旬頃に、登録したメールアドレス宛に試食会の案内が届きます。

案内メール内のフォームから申込みを行い、予約ができれば参加可能となります。

試食会の様子をレポート！

ここからは試食会に参加したときの様子をレポしていきます。

東京會舘についたらエレベーターで３階に上がり、受付で試食会の代金（一人10,000円）をお支払いします。

一旦待合室のRose Eastに案内された後、開始時刻が近づいてきたら試食会会場となっているRose Westに案内されました。

キャプテンからの挨拶とともに試食会が始まりました。

料理

今回は一番人気のクラシックコース18,000円の試食会でした。

クラシックコースのメニューは以下のとおりです。

クラシックコース 18,000円（税込19,800円）
・海の幸のカクテルとキャビア
　ソーテルヌワインのジュレの輝き
・東京會舘伝統のダブルコンソメスープ
　季節の野菜とロワイヤル
・舌平目のポーピエット洋酒蒸　ボンファム
・季節のソルベ
・牛フィレ肉のフォワ・グラ詰めパイ包み焼き
　プリンスアルベール風
・ビスキーマロン

海の幸のカクテルとキャビア　ソーテルヌワインのジュレの輝き

キラキラしたワインのジュレのなかには、エビやカニ、ウニなどのたくさんの海の幸。

そして一番上にはキャビアが乗り、金粉がかけられているという何とも贅沢な一品です。

東京會舘伝統のダブルコンソメスープ　季節の野菜とロワイヤル

通常の工程を２回繰り返し、３日かけて完成するという東京會舘のダブルコンソメスープ。

手間をかけることで、あっさりしているようで深みを感じられる味わいに仕上がっています。

ちなみにこちらのダブルコンソメスープは、琥珀色に輝くスープをスタッフさんが一人ひとりの器に注いでくださいます。

舌平目のポーピエット洋酒蒸　ボンファム

こちらは東京會舘が創業した大正11年からある東京會舘の看板料理で、

舌平目とシャンピニオンを白ワインと魚の出汁で煮込み、オランデーズソースをかけてオーブンで焼いた料理です。

料理が運ばれてくると、香ばしいバターの香りに食欲がそそられます。

早速食べてみると、ふっくらした舌平目と濃厚なソースとの相性が最高！！

とにかく美味しくて、あっという間に完食してしまいました。

季節のソルベ

お魚料理の後は、季節のソルベです。レモンが爽やかに香るさっぱりとしたソルベがお口直しにぴったり。

牛フィレ肉のフォワ・グラ詰めパイ包み焼き　プリンスアルベール風

こちらは1975年のエリザベス女王陛下歓迎午餐会にも提供されたメニューだそう。

４日かけて熟成した上質なフィレ肉にフォア・グラを詰め、パイ生地に包んで焼き上げています。

大人数用の料理のため、レストランでは通常は食べられない貴重なメニューだそうです。

ジューシーなフィレ肉と香ばしいパイ、フォアグラの組み合わせが最高です！

なおこちらの料理は会場内でシェフがカットし、一人ひとりのお席へと料理が配られます。

ビスキーマロン

デザートはマロン味のアイスケーキ、ビスキーマロンです。

口の中にいれるとふわっとマロンの香りが広がり、ひんやり濃厚なマロンアイスが溶けていきます。

層ごとに味わいや食感が違うのも楽しくて、楽しんで食べていたらあっという間になくなっていました。

とにかくすべてのお料理が美味しくて、さすが料理に定評のある東京會舘のお料理、という印象でした。

飲み物

飲み物は5,500円プランの飲み物が提供されていましたが、その他のプランの飲み物も試させて頂くことができました。

5,500円より上の価格帯のプランは、提供されるワインの種類が異なるのですが、

個人的には5,500円のプランのワインが一番美味しいと感じたため、自分たちの披露宴では5,500円プランにしようと決めました。

税別4,400円のプラン：乾杯酒がスパークリングワイン、焼酎・日本酒・プレミアムビール・カクテルなし
税別5,500円のプラン：プレミアムビールなし、焼酎・日本酒・カクテルの種類が少ない
税別6,500円のプラン：5,500円コースとワインの種類が異なる
税別7,500円のプラン：5,500円コースとワインの種類が異なる
税別12000円のプラン：ソムリエとの打ち合わせ付き

ウェディングケーキ

会場にはトラディショナルケーキが置かれているので、サイズ感を体感できます。

ケーキ入刀用のナイフも置いてあるので、ケーキ入刀っぽい写真も撮って頂くことができます。笑

音響

披露宴では、BGMとしてピアノの生演奏をしていただくことが可能ですが

試食会でも、ピアノの生演奏をしてほしい曲を提出すると、実際にその場で生演奏してもらうことができます。

ピアノの生演奏をBGMにすると、曲自体はあまり主張しすぎずに心地よい空間を演出してくれるので、

食事中や歓談中、新婦からの手紙朗読の際はピアノの生演奏をしてもらおうと決めました。

また会場で流れた曲の音質がとても良く、会場の音響設備についても良い印象を受けました。

装花・テーブルコーディネート

会場は披露宴さながらの装飾がされているので、装花やテーブルコーディネートについてもイメージが湧きました。

３回目の打ち合わせでテーブルクロスやナプキンの種類、折り方を決めないといけないので

それまでに試食会に参加できているといいんだろうなと感じました。

ペーパーアイテム

試食会のテーブルには、実際の披露宴でも使用されるペーパーアイテム（メニュー表・マスクケース）が置かれていました。

なお披露宴では希望があれば紙おしぼりをご用意いただけるそうです。

ちなみに食器はすべてノリタケのもので、カトラリーは東京會舘のロゴ入りです。

照明

会場ではミラーボールを使ったライティングなどが行われていました。

また会場には高砂も用意されており、女優ライトの効果を体感することもできます。

更に壁にはライトで新郎新婦のイニシャルロゴが映し出されていました。

司会

試食会の進行をしてくださった女性は、普段は披露宴での司会をされている方だそう。

落ち着いた司会進行をされていて、好印象でした。

スタッフさんのサービス

試食会では、スタッフさんのサービスの質についても知ることができました。

各卓に１名担当のスタッフさんが付くようでしたが、サービスは落ち着いていて丁寧で、ゆっくりと食事を楽しむことができました。

飲み物の追加やパンのおかわりを聞いてださるタイミングに関しても

頻繁に聞かれ過ぎて焦らされることも、希望を聞かれなさすぎてイライラするということもなく非常にスムーズで、

私達は美味しい食事や会話を楽しむことに専念できました。

会場全体を見渡してみても、皆さん試食会を存分に楽しまれている様子で

私達の担当スタッフさんが特に良かったというわけではなく、全体のサービスの質が高いように感じました。

映像

会場では実際に東京會舘で結婚式をされた方のOne Heart Story（エンドロールムービー）が上映されていました。

映像は、新郎新婦とその家族や友人との関係性が感じられる映像になっていてとても感動的でした。

また、トラディショナルケーキと牛フィレ肉のフォワ・グラ詰めパイ包み焼きを制作している様子の映像も上映されていました。

これらの映像は、有料ではありますが披露宴にて上映することができるそうです。

試食会に参加したら、中の人を知って結婚式が楽しみになった！

結婚式で提供される料理を試食してみたいという目的で試食会に参加しましたが、

キャプテンや料理長、司会者さん、フローリストさん、フロアでサーブしてくれるスタッフさんなど

普段実際に結婚式を担当されているプロのスタッフさんたち（中の人）を知り、

上質な空間で美味しい料理とともに最上級のサービスを体験できて、

これから自分の結婚式を迎えるのがとても楽しみになりました！

まだ試食会に参加されていない方は、ぜひ参加してみてくださいね！